子供の才能を最大限に伸ばすために親だからできること6選

3歳の息子を持つ、サラリーマンパパのまこさん (mako3_222) です。

「子どもの才能を伸ばす親って、どんな親だろう?」

 

「いまの子育てで、うちの子どもの将来は大丈夫だろうか・・・?」

と考えたことのあるママとパパへ。

当記事では、下記の内容をお伝えします。

 

この記事を読めば、
  • 子育ては、親の愛情次第だということが分かります。
  • 子どもの才能を伸ばす親の姿勢を学べます。
  • 母親の愛情の深さを知れます。

 

「うちの子、天才かも!?」

子どもを育てる親なら、誰もが一度は思ったことが、あるのではないでしょうか。

わたしも何回も思いましたし、いまでもそう信じています。

あきさん

子どもの才能を信じられるのは親だけだからいいんじゃない。

 

そこで今回の記事は、母親の愛情と子どもの才能の関係について考えていきます。

スポットライトを当てるのは、2人の母親です。

子どもの才能を最大限伸ばす子育て - 本の帯

  • 内村周子ママ: 体操金メダリストである内村航平の母親
  • 佐藤亮子ママ: 4人の子ども全員が、東京大学理科三類に合格。その母親。

子どもの才能を最大限伸ばす子育て

子どもの才能を最大限伸ばす子育て - 本の写真

まずは結論です。

親だからこそ子どものためにできることを「子どもの才能を最大限伸ばす子育て」から厳選して、6個にまとめました。

  1. 子どもを最優先にする。「後ではなく今」
  2. 子育ては人生で最大級のビックプロジェクト
  3. 子どの才能をつぶすネガティブな言葉を言わない
  4. 100回ほめて1回叱る
  5. 強くなるには挫折経験が大切
  6. 母親の子どもを思う気持ちは1番

あきさん

1つずつ解説していきますね。

① 子どもを最優先にする。「後ではなく今」

子どもの才能を最大限伸ばす子育て - 内村周子プロフィール

ゆうき

ママ、パパ、見て見て〜。

「もう少しで〇〇が終わるから、待っててくれる?」

親の誰もが一度は言ったことのある言葉ですよね。

  • 家事を優先させるか?
  • 子どもを優先させるか?

ママのあきさんが働いている週末は、パパのわたしが一人で3歳の子どもを見ます。

そのため、家事に追われる母親の気持ちはよく分かります。

しかし、こう考えてみては、いかがでしょうか。

 

親にかまってほしいのは、子どもが小さいときだけ。

 

お母さんの心構えについて、内村ママはこのように述べています。

優先順位1番は、常に子ども。「後でね」とは言わない(内村ママ)

わたしは航平たちに話しかけられたとき、「後でね」と言ったことは1度もありません。

「ママ、忙しいの」という言葉を発したことも、一度もないんですよ。だって、せっかく子どもが親を求めているのに拒否するなんて、可哀想じゃないですか。

それに、「心が亡くなる」と書いて「忙しい」でしょう。そんな悲しい言葉を子どもに使うの、なんだか嫌だったんです。

わたしは、いつも「いまが大切、いましか大切じゃない」と思っています。

たとえ料理中だとしても、子どもがママに話しかけたいとおもっている「いま」が大事です。

引用: 子どもの才能を最大限伸ばす子育て

まこさん

子どもの優先順位は、どんなときも1番。まさに内村ママ流の子育てですね。

② 子育ては人生で最大級のビックプロジェクト

子どもの才能を最大限伸ばす子育て - 佐藤亮子プロフィール

育児本、読んでいますか?

子育ては、人生で最大のビックプロジェクト。

人生のビックプロジェクトを進めていく中で、育児本は、勇気をくれたり、ヒントを教えてくれたりします。

 

たとえば、仕事で大きなプロジェクトを任されたとしましょう。

競合や市場規模などの情報を調べずに、プロジェクトを進めますか?

 

ありえませんよね。子育ても一緒です。

  • 人工知能(AI)
  • ロボット
  • クリエイティブ能力
  • 英語教育の改革
  • プログラミング教育の必修化

このような言葉は、昔の育児本になかった言葉です。

 

だからこそ、情報をアップデートする大切さを、佐藤ママはこう語っています。

子育てはビックプロジェクト。情報収集を怠らない。(佐藤ママ)

情報収集はお母さんが時代に追いつくためにも不可欠です。

ITが発達したおかげで、時代も生き方も、移り変わるスピードもガラリと変化しています。

自分が子どものころといまの時代が違うのは言わずもがなですが、1人目と2人目とですら、たとえば子どものスマホ対策、ネットいじめ、プライバシー管理などの面などで、すっかり時代が変わっているかもしれないわけです。

引用: 子どもの才能を最大限伸ばす子育て

あきさん

なるほど〜。昔の常識を当てはめると大変なことになりそうですね。

2-1. 情報は自分で取捨選択しよう

育児情報との付き合い方で、1つだけ気をつけたい考えがあります。

すべての情報を鵜呑みにしないこと。情報はあくまで情報です。

 

「1歳でこんなことができる!」などの情報に振り回されてはいけません。

あきさん

子どもの成長や性格をよく見守る。自分の子育て方針に合わせながら、情報を取捨選択したいですよね。

③ 子どの才能をつぶすネガティブな言葉を言わない

子どもの才能を最大限伸ばす子育て - 最強ママの子育ては共通点だらけ

子どもを否定する言葉や、ネガティブな口ぐせを、言ってしまってはいないでしょうか?

子どもは、親の言葉にとても敏感です。

「あなたは〇〇ができないよね!」と子どもに言ってしまったら、

ゆうき

ぼくって、〇〇ができないんだ。

と簡単に思ってしまいます。一度付いてしまったイメージから抜け出すのは難しいでしょう。

3-1. 反抗期の高校生だったころ

反抗期の真っ只中。学校にも行かないどうしようもない高校生だったころ、親には口ぐせのようにこう言われていました。

「あなたは大器晩成型だから、これから伸びるわよ。大丈夫。」

その当時は、

まこさん

うるせーな!ババァ!

としか思っていなかった反抗期の自分。

反抗期をいま振り返ってみると「こんな自分でもやればできるのかな?」と、親の言葉から勇気をもらっていたことに気付きました。

まこさん

ポジティブな声かけが体に染み込んでいた感じですね。

 

子どもには届いてないようで、親の言葉は届いているはずですよ。

3-2. 101回目でできるかも!?

最初は下手だったのに、少しずつうまくなったという経験は、ありませんか?

わたしは、たくさんあります。

たとえば、小学生のときに、サッカーのリフティングの練習をしていた話。

最初は下手くそで、10回もできない。父親に応援されているうちに、いつのまにか100回をできるようになりました。

まこさん

小学生のリフティング大会で入賞。父親と一緒に喜んだことを覚えています。

 

もしも、10回しかできなかったときに、

「おまえは、センスねーな」

と父親に言われていたら? リフティングはずっと苦手だったと思います。

 

100回目はできなかったけど、101回目で突然できるようになった話も。親の常識で、子どもの無限大の可能性を縮めないようにしたいですね。

子どもに対するネガティブな言葉について、佐藤ママはこのように述べています。

「あなたは〇〇が苦手ね」とは絶対に言わない(佐藤ママ)

親に否定されると子どもは「そうか、自分は〇〇が苦手なのか」と思い込んでしまいます。

もう少しで扉が開くかもしれないのに、「自分はダメだ」「向いていない」と努力をやめてしまいかねません。

親の言葉が「101回目」を奪うことになってしまうんですね。

引用: 子どもの才能を最大限伸ばす子育て

④ 100回ほめて1回叱る

子どもの才能を最大限伸ばす子育て - 本の帯

わが家の方針は「すごい!」と思ったら、子どもを素直にほめること。

積み木やパズルで何かしらができたときには、子どもをとにかくほめています。

ほめる姿勢が良かったのか? 2歳で88ピースのパズルを1人で完成させたり、積み木で親の想像を超えるすごいものを作ったりします。

ゆうき

できたよ〜!

まこさん

おー、すごいねー!

このような感じで、子どもをたくさんほめることを意識。

わざとらしくならないように、いつもほめまくっています。

 

 

ほめられたら、誰だってうれしいですよね。

内村ママはたくさんほめて、「ここぞ!」のときに、怒ったそうです。

ほめると叱るのバランスは100対1(内村ママ)

わたしは、「ほめる」と「叱る・注意する」のバランスは100対1くらいがちょうどいいと思います。

普段はどんどんほめて、自分を信じる気持ちを育んであげる。

でも、その100の積み重ねがあるからこそ、「1」の苦言が心にずしんと響くと思うんです。

引用: 子どもの才能を最大限伸ばす子育て

⑤ 強くなるには挫折経験が大切

子どもの才能を最大限伸ばす子育て - 挫折を経験させる

挫折することってマイナスじゃないと、わたしは思います。

わたしの大きな挫折経験は、2つ。

  1. 中学時代にサッカー県大会で優勝。レギュラーとして活躍。「俺はうまい!」と調子に乗ってしまい、高校では補欠にすら選ばれないメンバー外。
  2. 最初に入った会社で、海外営業を経験。誰よりも売上成績が悪く、半年で異動。

まこさん

挫折した経験を思い出すと、胸が締め付けられる感じがしますね!

 

ただ、人生を長い目で見ると、挫折した経験は、プラスになっていると断言します。

以下、挫折経験がプラスになっている理由。

  • 努力の大切さ、ちゃんとやることの大切を知った
  • 「自分は人より優れている」とは思わないでいられる
  • 自分の意見が必ずも正しいとは限らないと思える
  • 多少の失敗ではへこたれない

まこさん

間違いなく、挫折の経験は自分を強くしていますね。

5-1. あのオリンピック金メダリストも挫折してばかりだった?

いまや国民を代表するスポーツ選手の内村航平選手。体操オリンピックの金メダリストです。

誰もが知るスポーツ選手の、意外な幼少期に驚きました。

 

内村航平選手は、高校まで選手としての芽が出ず、中学までは挫折続きだったという事実を、ご存じでしょうか?

あきさん

小さいころから、体操界のスーパーキッズかと思ってた!

まこさん

だよね!

 

内村航平選手の母である内村周子さんは、「挫折した経験が航平を強くした」と語っています。

挫折を経験していれば、有頂天にはならない(内村ママ)

なぜか。航平は、選手人生の中で「負けの悔しさ」を存分に味わってきているからです。

それが苦しいときもありましたが、振り返ってみると、航平のためにはよかったと思います。

最初から優等生だったら、いまの結果を手にしたときに天狗になっていたかもしれません。

引用: 子どもの才能を最大限伸ばす子育て

⑥ 母親の子どもを思う気持ちは1番

子どもの才能を最大限伸ばす子育て

母親のハートって、ほんとうに強い。

わたしも子どもが大切です。それでも、子どもを思う気持ちは、母親には勝てないなぁと思います。

強い内村ママは、なんの迷いもなく、こう言い切ります。

「自分の命をあげてまでも、子どもの演技を成功させてあげたい」

 

自分の命をあげてもいいから、成功させてあげたい(内村ママ)

航平のオリンピックのときなどは、

「航平のすべての不幸をわたしが背負います。わたしの幸せも命も全部差し上げますから、航平の満足いく演技ができるよう、ケガしないよう、天国から補助してください」

とお祈りしていました。

引用: 子どもの才能を最大限伸ばす子育て

 

あきさん

もしも同じ立場だったら、わたしもそう考えると思う。

まこさん

母親ってほんとうに強いですね。



【まとめ】子供の才能の伸ばすには親の愛情が必要不可欠

1000年に一度の天才児なら、きっと親の愛情がなくても、天才児になります。

でも、わたしの子どもは、普通の子ども。

内村航平選手や、東大理三に合格した佐藤家の4兄弟も、きっと普通の子どもだったと思います。

彼らの才能が伸びた理由は、親の愛情があったから。

あきさん

親の愛情の深さ次第で、子どもの才能の伸び方が違うんだね。

 

親だからこそ、子どものためにできることを振り返ります。

  1. 子どもを最優先にする。「後ではなく今」
  2. 子育ては人生で最大級のビックプロジェクト
  3. 子どの才能をつぶすネガティブな言葉を言わない
  4. 100回ほめて1回叱る
  5. 強くなるには挫折経験が大切
  6. 母親の子どもを思う気持ちは1番

 

最後に、わたしのいまの気持ちをお伝えします。

子どもの才能を最大限伸ばす子育て」を含めて、たくさんの育児本を読んでいます。しかし、全てを参考にしているわけではありません。

 

結局、子育てで大切なことは、

  • 親が子どもにどれだけ真剣に向き合えるか
  • 子どもに、どれだけ愛情を注げるか

だと思うのがわたしの考えです。

「航平が大きくなったらオリンピック選手に育てよう」と、内村ママは思ってなかったそうです。

 

「好奇心を育む種まきをしながら、内村航平選手の好きなことを全力でサポート。気付いたら、オリンピックに出場できるまでの選手になっていた。」

 

つまり、子どもにたっぷりと愛情を注ぎ込んで子育てをしていたら、いつのまにか才能が開花

わたしは「子どもの才能を最大限伸ばす子育て」を読んで、そのように感じました。

あきさん

自分流の育児にこだわり、愛情をかけて子どもを育てる。きっと大丈夫!

まこさん

その母親にしかできない子育てだね。子どもの才能が伸びるかどうかは、あくまでその結果だよ。

 

内村周子さんは、とても印象に残る言葉を、本の最後に書いています。

内村周子より、おわりに

どうか、自分流で子育てを楽しんでください。

そして、楽しんでいる姿を、お子さんに見せてあげてほしいと思います。それが将来、お子さんが親になったときの支えになるはずですから。

引用: 子どもの才能を最大限伸ばす子育て

まこさん

内村ママらしい深いお言葉。出会ってよかった育児本でした。