夫
仕事から帰ってきたら、テレビをのんびり見ながらビールを飲みたい。
週末はゆっくりしたい。
うん、すごく分かります。
息抜きも大切です。私もたまにやりますから。
でも、家事をするメリットは、計り知れないほど大きいんです。
この記事を読めば、
まだ手のかかる子どもと、専業主婦を妻に持つパパは、家事の大切さを知ることができます。
- 妻が専業主婦のすべてのパパ
- 家で家事をしないパパ
- 体験談を聞いてみたいママ
もくじ
たとえ妻が専業主婦でも家事をする旦那になる5つのメリット
- 妻のイライラが減り、笑顔が増える
- 夫婦ゲンカが減る
- 妻が優しくしてくれる
- 仕事をする元気を妻からもらえる
- 子供があなた(パパ)になつく
まこさん
夫も家事をこなして当たり前。
いまはそんな風に言われる時代です。
だからって、家事をこなすべきと、ただ単に言われるのは、正直キツイですよね。
働く側の人間もキツイですから。
何一つ見返りを求めることなく、無償の愛で、家事をひたすらこなす。
私は、そこまで出来た人間じゃありません(笑)
でも、家事をすることによって、妻の笑顔が増えて、家庭が明るくなり、子どもに好かれるとなれば、メリットは大きくないですか?
仕事から疲れて帰ってきたら、妻がいつもイライラしている・・・
なんて、結構辛い状況ですよね。
まぁ、ケンカが始まっちゃいます。
理由は後ほど解説しますが、子供にも悪影響。
家事をする旦那になるメリット5つを解説する前に、なぜあなたに恩恵が返ってくるのか?
大切な部分なので、まずはその理由を説明しますね。
【心理学的な話】人間には「返報性」のルールが働くから
まこさん
言い換えれば、ギブアンドテイクですね。
あなたも聞いたことがあるかと思います。
他人がこちらに何らかの恩恵を施したら、自分は似たような形でそのお返しをしなくてはならない
引用:影響力の武器
たとえば、職場で◯◯さんが忙しそうだから、あなたが手伝ってあげた。
そしたら、◯◯さんは、あなたが忙しいときに手伝ってくれた。
「誰かから何かをしてもらったら、何かをお返ししなくてはと、人間は感じてしまう」そんな心理ですね。
これがね、人間の心理に強烈な影響を与えるんです。
影響力の武器のなかでも、最も強力な武器と言われています。
信じられないかもしれませんが、人間の行動の多くは「自動的」なんです。
まるで、スイッチが「カチッ」と鳴ったら、「サー」と作動するように。
マーケティングでも使われる
ショッピングセンターなどを歩いているときに、無料試供品をもらったことはありませんか?
あれは、この「返報性」のルールを活かした、マーケティングのテクニックです。
「少し試したんだから、注文してあげないと悪いな」と返報性のルールが働きます。
無料サンプルプレゼントをもらう 「カチッ」、悪いなと思い注文する 「サー」と言った感じで、自動的に。
「サンプルなんか配ってどうするんだよ」
と思っている方もいるかもしれませんが、企業は、無料試供品をばら撒いてるわけではありません。
一定の効果があるのを理解してて取り組んでいるのです。
まこさん
つまり、この「返報性」のルールが夫婦間にも適用するわけです。
夫婦間にも「返報性」のルールが働く
結婚してから5年。
下手なりにも、家事をやり続けてきました。
いまでも妻は、そんな私にとても優しいです。
雑に扱われることもないし、疲れて帰ってきたら、その気持ちを理解してくれます。
「今日は飲みたい」と言ったら、文句を言わずに見守ってくれます。
妻がイライラしているときもありますが、それでも少ないんじゃないかな。
まこさん
と考えたときに、家事を手伝い続けてることによる「返報性」のルールが働いているとしか思えないんですね。
「見返りを求めて家事するなんてサイテー」
なんて言われそうですが、いいんですよ。
妻の笑顔が増えるし、自分も気分良く家にいれますから。
家事をやることのメリットは分かっているのに、やらないよりかはマシ。
「家事をする旦那になると何でメリットを得られるのか?」
この部分を、人間の心理学に基づいて解説しました。
家事に取り組んだら、あなたに恩恵が戻ってくることを分かっていただけたかと思います。
参考:影響力の武器
まこさん
【具体例の解説】家事をする旦那
① 妻のイライラが減り、笑顔が増える
まこさん
「笑う門には福来たる」
いつも笑っていられるような家には、自然と幸福がやってくると言われていますよね。
胡散臭いかもしれませんが、わりと本気でそう思っています。
うちの場合、元気の源は妻なんです。
妻が笑顔だと、家が明るくなるし、子どもも元気。
夫との関係がよくなる
「イライラしなくなる」効果による好影響は子育てだけではありません。
それは夫婦関係にもよい影響を及ぼします。
子どものおむつ交換や寝かしつけをパパがやることも大切だけど・・・
パパのあなたが一番すべきことは、分かりますか?
妻を笑顔にすること。
子育てにおいて、妻が笑顔でいられる以上に、大切なことはありません。
そして、妻を笑顔にできるのは子どもではなく、あなただけです。
子どもを保護し愛するには、何より母親の気持ちが安定していることが大切です。
そのために、妊娠中、授乳中の父親の仕事は、直接子どもに対して何かをする以上に、母親を幸せな気分にしておくことではないでしょうか。
引用:子どもの心のコーチング
まこさん
② 夫婦ゲンカが減る
まこさん
うちもケンカするときは、ありますよ。
でも、だいたいのパターンは、自分か妻がイライラしているときなんですよね。
イライラやストレスは、伝染します。
子どもにも伝染します。
考え方、習慣、肥満、これはすべて親から子どもへ感染する
まこさん
つまり、夫婦ゲンカが減る理由、順番はこうです。
- 夫が家事をすることにより、
- 妻のストレスが減り、
- ストレスが夫に伝染しなくなる。
- そして、夫のストレスが減り、
- その結果、夫婦ゲンカが減る。
まこさん
いろんな育児本に、似たような情報が出てきます。知っておいて損はありません。
乳幼児期をイライラした家族に囲まれて過ごすと、実年齢より幼くふるまい、成長してから問題を起こすようになる
パートナーの「悪口」を聞かせると、友達ができない子に育つ
引用:世界標準の子育て
親がケンカをしていると、自分まで不幸に感じる
(慶應義塾大学Tさん)
引用:一流の育て方
③ 妻が優しい・尊敬してくれる
まこさん
うれしいですよね。妻から優しくされるのって。
男って、妻から尊敬されたい生き物。
仕事をがんばっているのを認めてほしいんですよね。
うれしいことに、私の尊敬されたい願望は満たされています(笑)
なぜかと言うと、妻の言動からそう感じるからです。
たとえば、こんなことから。
- 出勤前は、玄関で必ず送り出してくれる
- 最初はパパ(鍋などを取り分けるとき)
- 給与明細を渡したら感謝してくれる
- 住む家があったり、ご飯を食べれたりするのはパパが働いてくれるからと、子どもに伝える
素直にうれしいですよね。
「どうしてなんかな?」
と考えると、家事の影響はやっぱり大きい。
年収2000万円ぐらいあって、家政婦を雇えて、タクシーにも好き放題に乗れて、好きなブランド服を好きなだけ買えて、美容院や外食、旅行にもしょっちゅう行けるとかでしたら、話は別かもしれません。
ただ、自分みたいな普通のサラリーマンが、外で仕事をしているだけ。
家では妻を放置プレイ。
それでは、妻から尊敬されるとは、到底思えません。
働いてくれてることに感謝はしてくれるだろうけど、心の底から尊敬してくれたり、頼りにしてもらえたりするのかな?
夫として、お金を稼ぐだけの存在だと、妻から不満が出ちゃう気持ち、なんとなく分かります。
家事をしない夫に、募る妻のイライラ。
やがて離婚危機に。
あながち、あり得ない話ではありません。
妻の普段の取り組み(家事)に寄り添うことで、妻の気持ちが分かる。理解できる。
だから、家事をすることが大切。
– 母親の心の余裕こそが、子どもの人格を育てる
母親がニコニコ、明るく子どもと接するためには、できる限りの「父親のサポート」が不可欠であり、子育てや家事の雑用を手伝う、子どもの習い事の付き添いをする、子どもの勉強を見てあげる、月に1日くらい父親と子どもだけで過ごし、母親に自由な時間を与える、何よりも母親の話を聞いてあげる、などの配慮と協力体制をつくっていかなければ子育ては円満にはいきません。
引用:世界標準の子育て
まこさん
④ 仕事をする元気を妻からもらえる
まこさん
これも「返報性」のルールが働いています。
夫に家事をしてもらうだけして、何もお返しをしないのは、心理学的には難しい行動です。
夫のあなたが家事をすると、仕事でがんばってくれているのに、申し訳ないな。ありがたいなと、あなたの妻は思うでしょう。
そしたら、妻がどうするかと言うと、あなたの仕事を応援してくれるはずです。
仕事場での悩みや愚痴には、励ましてくれるかもしれませんね。
妻に応援されない、仕事の大変さを理解されない。
それよりかは、応援されて、仕事の大変さを分かってもらったほうが、断然がんばれますよね。
最初にギブできるのは、この記事を読んでいるあなたからです。
あなたが夫婦関係をよくする行動をするようになったら、必ず夫も同じようにふたりの関係がよくなる行動を始めるようになります。
まこさん
⑤ 子供があなた(パパ)になつく
まこさん
どうせなら、息子や娘に、好かれるパパでいたくはありませんか?
わが子に好かれるパパになる第1歩は、ママの笑顔を増やすことです。
ママのイライラの原因があなた(パパ)だったら、子どもはパパを好きにはなりません。
子どもって、パパとママの関係性に敏感です。
一緒に接する時間の長いママをよ~く観察しています。
ママがパパの悪口を言ったり、パパを雑に扱ったりしたら、子どものなかで、あなたの地位はガクッと下がります。
ママには勝てませんよ。
反対に、ママがパパを尊重していれば、パパはえらい人なんだなと、子どもは思うようになります。
もうすぐ4歳になる息子は、パパっ子とまではいきませんが、私にとてもなついています。
仕事の日に、
「パパまだ~?」
と妻によく聞いているようです。
子どもになついてもらうと、子育てする楽しさが倍増します。
子どものために、仕事をがんばろうと素直に思えます。
ここまで読んでくれたあなたは、もうお分かりですよね。
子どもになついてもらうのにもっとも大切なことを。
- 妻の家事の負担を減らし、
- 妻の笑顔を増やし、
- イライラを軽減させてあげること。
これが、子どもになついてもらう近道です。
– 子どもが6歳までは母親が主役、7歳から父親の役割が増える
イギリスのニューキャッスル大学の「育児における父親の役割」調査によると、成長期に父親と多くの時間を過ごした子どもは知能指数が高く、社交性があり、より高いキャリアを得ることが報告されています。
引用:世界標準の子育て
まこさん
月5冊以上の本を読む私がこの記事で紹介したオススメ本
まこさん
このブログで発信している内容は、本から得た知識が多いですね。
知識を得るには、本のコスパは最高だと思います。
影響力の武器
まこさん
心のコーチング
まこさん
子育ては心理学でラクになる
まこさん
世界標準の子育て
まこさん
一流の育て方
まこさん
最高の子育てベスト55
まこさん
まとめ
まこさん
- 妻のイライラが減り、笑顔が増える
- 夫婦ゲンカが減る
- 妻が優しくしてくれる
- 仕事をする元気を妻からもらえる
- 子供があなた(パパ)になつく
あなた(夫)が妻との関係をよくしようと行動したら、妻もあなた(夫)との関係をよくしようと必ず行動を始めます。
イライラの経験が夫婦関係に好影響を与え、さらに子育てにもよい影響を及ぼします。
仕事で疲れているのに、家事までやるとなると負担が大きいですよね。
大変なの分かります。
ただ、家事をやるメリットは本当に大きいので、なんとか前向きにがんばってほしいですね。
私が実践してきたのは、
- 定時上がりの会社に転職
- 家事の効率化
- 妻の家事の仕方を観察
などです。
このあたりは、長くなってしまうので、別記事で紹介できたらと思います。
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