まこさん (@mako3_222) です。
- 5歳までの子育てが大切なの?
- 3歳児神話って本当なの?
子育てをするパパとママなら一度は聞いたことがあるはずです。
たくさんの育児本で、わたしもこれらのフレーズを見てきました。
- 人工知能 (AI)やロボットが人の仕事を奪う
- 誰にでもできる仕事はなくなる
上の2つの事例など、いまの時代では考えられない世の中になると言われていますよね。
「子どもがお金を稼いで、家族を養って、ちゃんと自立していけるのだろうか・・・?」
と親の誰もが子どもの将来について不安になります。
まこさん
そんな危機感にモヤモヤしていたときに、とある育児本からヒントを得ることができました。
めずらしい切り口だけど、すごく説得力がある。
その育児本は、いまではわが家のマスト本になりました。
こちらです。
わたしがなぜこの育児本を読んでよかったのか?
そのあたりの考え方を、読者さんにお伝えします。
もくじ
① 偏差値教育なんて世界では通用しない!
あきさん
親の教育観も時代に合わせてアップデートしよう
時代は進んでいて、日本のこれまでの「標準教育」は、世界基準ではもはや古い考え方になってしまっています。
親の考え方は昔のまま止まっている。でも、世界では乳幼児教育の常識がどんどん更新されている。
まこさん
いままでなら、日本の「標準教育」でもよかったかもしれませんね。
でも子どもの20年後を考えたら、日本の義務教育だけに任せるのは、とても不安になりませんか?
親だからこそ、いまの時代に合わせて情報をアップデートしたり、日本の常識にとらわれなかったりするべきと思うのが、わたしの考えです。
② 暗記テストはやる意味がない
わたしが学生のころは、詰め込み教育といいますか、とにかく暗記が中心のテストだった記憶です。
英単語帳を開いている学生さんを、電車のなかでよく見かけませんか?
まこさん
英単語帳の英単語を、テストのために覚えようとしている学生さんを見るたびに思います。
あの光景を見るかぎり、日本の暗記中心の教育は変わってないようですね。
英語を使って仕事をしているわたしからすると、日常でほとんど使わない英単語を覚える前に、英語力をつけられる方法はたくさんあります。
英語を使ってコミュニケーションをできるかどうかの「本当の英語力」をみるのではなく、単語や文法で「偽物の英語力」をみる。
これではいつまでたっても英語力はつきません。
2-1. 典型的な会社の同僚
英語の授業をたくさん受けてきたであろう同僚の多くが、英語を見るだけでアレルギー反応を示します。
あきさん
まこさん
そう、これが日本の英語教育の現実ですね。
テストのためだけの英語勉強を、みんなが非効率だと分かりながら、学生さんの多くが英単語を覚えることに走る。
こういう日本の風潮に疑問を持つことが大切です。
「いままでの常識」からいったん離れてみよう
ひとつには先ほど紹介したIB教育もそうですが、「従来の日本の教育」からかけ離れた学習プログラムこそ、試してみる価値があるということです。
IB教育とは?
国際バカロレア (IB:International Baccalaureate)は総合的な教育プログラムで、国際的な大学入学資格(国際バカロレア資格)を取得すると、世界の一流大学への進学ルートを確保できます。
③ 熱中できる子どもが伸びる
このことわざ、一度は聞いたことあるのではないでしょうか?
「好きこそ物の上手なれ」
まこさん
「好きこそ物の上手なれ」を説明しているかのように、茂木先生はこう話しています。
世界の最先端でも「熱中すること」が求められている
皆さんのお子さんが大人になるころには、きっと多くの仕事が人工知能にとって代わられています。
その時代を大人として生き抜くには、「人工知能には果たせない仕事」ができる人間であることが大切です。
人間だからこそできること、たとえば新しいアイデアを思いついて、それをかたちにできる独創性や行動力、つまりクリエイティビティこそが、新しい時代に求められる資質なのです。
そうした時代背景も真剣に考えて、皆さんがいま子どもにしてあげるべきは、「子どもが情熱を持ったことを徹底的に追求させてあげること」です。
④ 子どもの「できた!」を大切にして、たくさんほめよう
あきさん
まこさん
こんな感じで、わたしには理由のない自信が出てくるときがあります。
毎回ではないですが、「ここぞ!」の場面では「自分なら大丈夫」と思える性格なのです。
「なんでそう思えるのだろう?」と考えたときに、思い浮かぶ成功体験があります。
過去の大きい成功体験は3つ。
- 小学校6年生のマラソン大会で1位になったこと
- 中学校のサッカー県大会で優勝したこと
- オーストラリア留学でがんばれたこと
数多くの失敗もありましたが、わたしの「自分なら大丈夫」と思える性格を支えているのは、間違いなく成功体験の積み重ね。
この身をもって経験したことから、子どもの「できた!」を大切にするようにしています。
そして茂木先生は、子どもの「できた!」についてこう書いています。
親がほめてあげるだけで、子どもの脳はぐんぐん伸びる
世のなかの成功者や天才と呼ばれている人は、仕事でも勉強でも、そして人生においても、成功体験を重ねるのがうまい人です。
小さな成功体験を増やして達成感を与え、子どもの好奇心や探究心をどんどん伸ばしてあげましょう。
そしてこれを習慣にしていくことが大切です。
⑤ 自由度の高い積み木で脳をぐんぐん伸ばす
ゆうき
わが家の1番のおもちゃは積み木です。
リビングの中心に、息子がいつでも遊べる積み木があります。
小さいころから積み木で遊んできたからか、2歳でこんなのを作りました。
ゆうき
まこさん
あきさん
積み木を買った当時は、「子どもの脳になんとなく良さそうだなぁ」と思い、買ってみました。
しかし、いまではそれが大正解でした!
「自由度の高い」遊びが脳をぐんぐん成長させる!
積み木遊びにはそれこそいろいろなやり方が考えられますから、自由度がありますよね。
多くの子どもたちに人気のあるレゴブロックのような知育玩具もそうです。
そうした自由度の高い遊びでこそ子どもの脳はどんどん活性化かれ、ドーパミン体験を重ねることができるのです。
【まとめ】子育ては5歳までが大切
「子どもの心のコーチング―一人で考え、一人でできる子の育て方 (PHP文庫)」のような、昔からの有名な育児本は、もちろんおすすめです。
ですが、1年以内に出版された最新の育児本を読むことも大切です。
まこさん
10年前に発売された育児書には、
- 人工知能 (AI)に多くの仕事を奪われる
- クリエイティブ人材が社会で求められる
など、いまの時代にアップデートされた情報はありません。
どちらかというと、少し前の育児本の傾向は、
- 協調性が大切
- 学校で勉強のできる子
- 国内の有名大学に通うこと
- みんなと同じことができる
などが大切とされていました。
協調性があり、学校の勉強ができることは、もちろん大切です。
しかし、子どもたちがこれからの時代を生きぬくためには、親が考え方を変えていく必要があります。
すでにいまの職場でも、「みんな一緒」の時代ではなく、「クリエイティビティ」や「みんなと違うことができる」が大切になってきていると感じます。
20年後は、この傾向がもっと強くなっているでしょう。
いまの時代に合わせた考え方をアップデートできる育児本、「5歳までにやっておきたい 本当にかしこい脳の育て方」の紹介でした。